株式会社栃本天海堂は1932年9月、先代が大阪の浄正橋で単味の生薬の商売を始めたのが発端です。
当時は生薬に関する文献や資料も少なく、真偽の鑑別や品質の良し悪しといった基本は、日常の仕事の合間に周囲の知識人や経験者から何とか聞き出して、自分で一つ一つ体得していかなければならない時代でした。
そんな時代の中でも、習字やそろばんは日々の修行といった真面目さと、紛い物は扱わないという正直さの追求が「生薬はくすりである」という堅実性を悟らせ、結果得られた「多くの信頼」が今の株式会社栃本天海堂の歩みの礎になりえたことは言うまでもありません。
現在に至っては長い歴史と伝統と信頼を引き継ぐと共に、会社理念「活人創志」を明確化し、未来に向けた意識・行動・システムの変革・革新を進めています。
その精神はこれからも変わることはありません。
私たちは社員一人一人が成長し、かつ、成長を実感できる会社でありたいと願っています。
「天」よりも高い志と情熱、「海」のように広い心と深い探求心で、明るい未来を目指し、共に歩み、成長し続ける会社でありたいと考えています。