漢方・漢方薬の輸入、栽培、製造、販売までを一貫して行うメーカーです。

株式会社 栃本天海堂

  • 先輩社員の声

原料部

営業担当

Q.入社当初の気持ち
入社後、2年間は柏原工場に勤務し、生薬を肌で感じると共に医薬品を扱う厳しさも学びました。
入社するまでは漢方薬に触れたこともなく、どのような物かも想像がつきませんでしたが、その種類の多さ、使用される植物の部位(根・葉・実・種など)、見るもの全てが新鮮で、まっさらな気持ちで仕事に打ち込めた事を覚えています。
Q.現在の仕事と役割
現在、私が所属している原料部では、数多くの原料素材を国内はもとより、世界各国から輸入し、自社の製品や原材料として多くのメーカーへ供給しています。
安定した品質、安全な原料素材を仕入れる為には、産地調査はもちろん、お客様のご要望にあわせて産地視察を行うなど海外に行く機会も多くあり、仕事以外にも現地の文化に触れる貴重な経験を積むことが出来ています。
入社当初は、知識もスキル、何もないところからの出発でしたが、今では仕事にもすっかり慣れて、たくさんのお客様を担当させて頂き、やりがいを感じている毎日を送っております。
Q.トチモトらしいな、と思うこと
当社が扱う物は天産物であり、環境の変化と共に一部の生薬では枯渇が心配されています。
私達が生まれるずっとずっと昔より伝わってきた伝承医学を易々と絶やしたくはありません。
私達の未来にも受け継がす希望と一緒に。そんな想いの人達がいる会社です。

貿易部

Q.入社動機
大学の頃から貿易業務に興味を持っており、大学で学んだことを生かすことができると思い、栃本に入社しました。
Q.エピソード
入社2ヶ月目にヨーロッパへの出張が決まり、自社の商品やその栽培、製造工程等、実際の業務についての知識が未熟なまま、2週間弱の出張へと旅立ったわけですが、案の定、取引先の発言を理解するにもそれを訳すにも四苦八苦。ついにはヨーロッパへと降り立って数日も経たないうちにストレスから体調を崩してしまうというという始末。
時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、同行した上司の助けもあり、何とか任務を遂行することができました。
それ以降、チリやエジプト、中国と何度か海外へ出張しましたが、毎回、文化の壁や体調の管理に苦しみながらも多くのことを学び、貴重な体験をすることができました。同時に、改善しなければならないこと、また、勉強しなければならないこともたくさん発見し、毎日のん気に過ごしていては自分自身も成長できないなと身の引き締まる思いがしました。
Q.現在の仕事と役割
現在、ハーブや当社の一般用医薬品である瓊玉膏・牛黄清心元の在庫管理から発注、通関手続きから自社倉庫までの搬入手配、入荷後の品質確認と代金の決済まで、貿易の一連の業務を担当しています。また、担当外である漢方薬等の通関手続き以降の業務も行っているため、毎日があっという間に過ぎてしまいます。
日々、消化しきれずに積み重なっていく仕事の山を眺めていると、うんざりしてしまうことも多々ありますが、貿易業務の1から10まで全てを把握できるという点においては、この環境は恵まれていると言っても過言ではありません。
Q.将来の抱負や目標
担当している業務には慣れましたが、日々思わぬ問題が発生します。
商品の品質や実務に関する知識だけではなく、国内外の法令、条約や協定、政治・経済情勢等、幅広い知識を習得する必要性を痛感します。日々、淡々と仕事をこなすのではなく、いち早く情報を入手して先手を打った対応をし、適切な買付と在庫管理を心がけたいと思っております。